~ 2 ~ 防災準備には種類がある 〇次防災とは

このブログでは主に”地震”に対しての備えをしていきます。他にも風水害の備えも必要ですが、地震が一番厳しいです。

なぜなら、ニュースや気象予報が発展している現在、多くの風水害は事前に察知することが可能です。

それに対して地震というものは、事前に察知できる手段が乏しく、確実に明日来る!などという予想が出来ません。

つまり、地震に対しては、直前対策が出来ないため、前もって対策をしておく必要があります。

そして地震はいつ来るか分かりません。

家にいるのか、会社にいるのか、はたまた出勤中、旅行中、近所を散歩中、どこで地震が来るか自分では選べません。

決まってこういったものは都合の悪い時に起こるものです。

いつ来ても命だけは落とさないように「最低限の備え」はしておきましょう。

目次

“備え”には大きく分けて3種類ある

  • 0次防災(0次の備え) 外出先で被災しても大丈夫なようにいつも持ち歩く備え
  • 1次防災(1次の備え) 家や職場からすぐに持ち出せて避難先で1日程度をしのげる備え
  • 2次防災(2次の備え) 避難所や避難先(在宅避難を含む)で数日間生活するための備え

0次防災(0次の備え)とは

あなたは職場に出勤するときに何かカバンを持って移動していますか?

もし出勤途中で被災した場合、家に帰ることはまず難しいと思っておいてください。

地震災害の場合、電気が消える、天井の一部が崩落する、瓦礫の下敷きになる、寒さに凍える。色んな危機に直面することになると思います。

そうなった際でも”一時的に自分の命を守れる道具を持ち歩く”のが0次防災(0次の備え)になります。

自分の通勤カバンに直接詰めても良いし、防災ポーチというものを用意しても良いでしょう。

持ち歩くものについてはまた別の記事で取り上げますので、とりあえずは名前だけ覚えておいてくれれば大丈夫です。

1次防災(1次の備え)とは

これは皆さんが真っ先にイメージする非常用持ち出し袋(防災バッグ)になります。

家や職場に常備し、災害が起きた後に避難先へ持ち出すカバンのことです。

避難先で1日程度過ごすための準備を詰め込んだものになります。

これは各家庭で全く必要な物が異なってきます。

なので僕は市販の防災バッグを購入することはオススメしません。これからも言い続けます。

その考え方を順を追って説明していくので、しばらくこのシリーズにお付き合いいただければと思います。

2次防災(2次の備え)とは

避難先で数日、または長期に渡って生活するための備え

避難所で中長期に渡って生活するために必要なもの、「快適に睡眠を取る道具」「沢山の食料」「温かいご飯」など。

1次防災では持ち出せないものを補足的に持ち出すもの。

大荷物になるものが多いので、防災バッグに入らないことが多い。

まとめ

今回は〇次防災(〇次の備え)という内容でしたが、多くの方が1次と2次を混同して準備してしまっています。

大切なことは、「自分(家族)に合った準備」をしていくこと

防災バッグを準備していく過程で、ほぼ必ずと言っていいほど「あれも必要、これも必要」→「重くて持てない」

この流れが発生します。このブログを通して優先順位を意識して一緒に準備を進めていきましょう。

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