100均のアルミシートは使える? 比較検証!!

買い物上手な女性

最近はなんでも100均で揃うから便利よね!

そうなんですよね、100均を積極的に利用して防災グッズを揃えるのはとても賢い選択だと思います。

でもそんな便利な100グッズでも、YouTubeや口コミではあまりお勧めできないという人もいます。

今回は実際にアルミシート(アルミブランケット/サバイバルシート)を使い比べてみて、どういった特徴があるのか皆さんにお伝えしたいと思います。

今回は以下の目線で実験して比較していきます。

  • 音(カサカサ音)
  • 質感
  • 耐久(破れやすさ)
目次

【ダイソー】アルミ保温ブランケット サイズ:130×210cm

こちらは近所のダイソーで買ってきた「アルミ保温ブランケット」もちろん100円。

音(カサカサ音)

これをブログで伝えるのは至難の業、、、

でも確かに広げる時、カラダに羽織る時、寝転がったとき、全ての動作において「カサカサ音」というより「ガシャガシャ音」といった方が近い気がする。

これは神経質な人には結構ツライ音かも。周りの人が気になるだけではなく自分自身もうるさくて寝づらい恐れもある。

質感

表面に光沢感がある印象。背面から日差しを受けると透けて見えた、これはどのアルミシートも一緒のようです。

耐久

まずは思いっきり引っ張ってみた。

あれ?思ってたよりも頑丈!? 聞いてた話と違って破れにくい印象。

強く引っ張っても全く伸びない。

次にナイフを突き刺してみる。

サックリ。あっさりと貫通。

当たり前でしょ!とツッコミたくなるでしょうが、とりあえずはこの結果を覚えておいてください。

この後、わざとハサミで辺に少し切れ目を入れて素手で引き裂いてみたところ、アルミホイルを手で破るのと同じような裂け方をしました。

【ダイソー】アルミ保温ブランケットのまとめ

質感は丈夫そうだが、一度シートに傷が付くと非常に脆い可能性が高い。

例えば地面に座った際に、鋭利な小石などで穴が開くとそこから裂けていくことが考えられる。

なので、数日、繰り返し使うのには適していない

【Eco Ride World】サバイバルシート サイズ:130×210cm

これはカサカサ音が抑えられていることで有名なEco Ride Worldの「サバイバルシート」単価約300円と、ダイソーの物よりも少しお高い商品。

注目すべきは「材質」に記載されている、低密度ポリエチレンではないだろうか。

音(カサカサ音)

これはダイソーの物に比べて、たしかに音が小さい。ダイソーが「ガシャガシャ」ならばこっちは「サワサワ、カサカサ」。

僕の感性の乏しさをどうかお許しください。

このぐらいの音であれば周囲からの文句もあまり来ない気がしますね。

質感

表面がポリエチレンでコーティングされているためか、アルミ感の主張が無い。「しっとり」「キュッキュッとまではいかない」変な表現だが、表面に少しラバー感がある。

耐久

ダイソーの物と違い、引っ張ると伸びてしまった。サランラップのようなイメージである。

でも切れるわけではない。

そして再度同じ力加減でナイフを突き刺してみる。

なんだと!? さっきと同じ強さで突き刺してみたが、なんと破れなかった

ポリエチレンが良い仕事をしていて、伸びるためか刃先が貫通するまで至らなかった。

先ほどと同様に、ハサミで辺に切れ目を入れて故意に裂いてみたが、伸びながら裂けていく感じ

【Eco Ride World】サバイバルシートのまとめ

まず、音、質感ともに「やわらかい」。

低密度ポリエチレンのおかげで穴あきに強いことが分かった。

こちらの商品なら繰り返し使えて、何より被災後の荒れた環境を考慮するとこちらの方が実用的である

【Eco Ride World】アルミ4層ブランケット サイズ:180×105cm

同じくEco Ride Worldの「アルミ4層ブランケット」1880円(楽天)。 結構お高いですね。

こちらは片面アルミ、片面不織布の保温性に優れた商品のようです。

広げてみた印象、レジャーシートみたいな使い方を想定しているのかな??

音(カサカサ音)

これはさっきの低密度ポリエチレンよりもさらに音が小さい印象。

そもそも細かく畳んでいないので、広げる時の音は皆無。

質感

オレンジの面は不織布の為、肌触りは少しカサカサ?

指先がカサカサの僕には引っ掛かりが少し気になる所。

裏面のアルミは「さらにしっとり」やっぱりこんな表現しか出てこない、、、

耐久

引っ張って試したわけではないが、これはしっかりとフチが縫われているため、まず丈夫と見て間違いないだろう。

もったいないのでナイフを突き刺してはいないが、不織布なので簡単に貫通することはない。

これも穴あきには強そうだ。

【Eco Ride World】アルミ4層ブランケットのまとめ

これは高いだけあって繰り返し使い易そう、避難先の地面に敷いたり体を覆ってもどちらの使い方でも活躍できそう。

ただ残念なところがある。

少し小さい!! そして厚みが薄い!!

クッション性のあるレジャーシートとは全くことなるので、地面に敷いたとしても温かいけどおしりは痛くなることでしょう。

体を包むにしても、もう少し大きさが無いと隙間が出来てしまい、風が強いとせっかくの温かい空気が逃げてしまう。

非常に惜しい商品だ、もう一回り大きければ実用性バツグンなのに、、、

全体のまとめ

まず、僕が選ぶならどのアルミシートか。

すばり、【Eco Ride World】サバイバルシートにします。

やはり音の問題を軽んじてはいけない、災害後は気が立っている人も大勢いるため、些細なことがトラブルにつながりかねない。動くたびにガサガサと音が鳴ると近くにいる人に目くじらを立てられるのも仕方ない気もします。

そして耐久の面でもダイソーの商品には不安を覚えた

例えば体育館などの床に1~2ミリ程度の砂利があり、その上にシートを敷いたとしても人は敏感に気付く。

手を擦ると切れてしまうほど鋭利で痛いからだ。

それを契機に破れてしまうことが容易に想像出来てしまう。

なので少し高くても壊れにくいEco Ride world サバイバルシートを選んでおいた方が、数日間の避難生活でも安定した暖が取れるだろうと考えます。

いかがでしたでしょうか?

なかなか一人で色んな商品を実際に使って比較する機会は無いと思います。

少しでも皆さんのお役に立てればと思います。今後とも応援よろしくお願い致します。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次