ここ数年、自然災害が目に見えて増えてきていると思いませんか?
地震、台風、洪水、土砂崩れ等、実際に被害にあっている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
我が家は、私と妻と子供が三人、子供はそれぞれ小学校と保育園に通っており、子供を持つ身としては災害というものは恐怖でしかありません。
そんな僕も少し前までは防災について全く興味がなく、特に何もしていませんでした。
三女が生まれてしばらく、知人の結婚式に呼ばれ、引き出物としてカタログギフトを貰った際に
妻と相談をして「非常用持ち出し袋」を選んだことが全ての始まりでした。
とある夏、ふとその非常用持ち出し袋の中身を確認して絶望したのを覚えています。
「こんなものに自分の子供達の命を預けていたのか」
それから改心し、憑りつかれたように防災について勉強を始めました。
色々準備を進めている中であることが分かってきました。”防災には順序が大切”なんだと。
この記事はあなた方が防災を始めるための「第一歩」を踏み出してもらい易いようにまとめてあります。
今日から防災を始める!
まずは防災バッグ?
多くの方がそう思ってしまいますが、実はそこに至るまでの過程が大事です。
防災バッグに必要なものは家族構成、住んでいる環境、季節などによって全く中身が変わってきます。
なので市販の防災バッグ買ったとしても「使い物にならない」「不要な物が沢山」なんてことになりかねません。
ひとまず防災バッグのことは置いておいて、大事なところを抑えながら一歩ずつ進めていきましょう。
身近な危険を調べる
山頂付近に住んでいる人が「いつ津波が来ても走って逃げる準備は出来てるぞ!」と豪語していたらどうですか?
恐らくほとんどの人は「??」となるでしょう。
なぜなら山頂まで津波が来る可能性はとても低く、恐れる必要がない、と皆思うからです。事実そうでしょう。
つまり、その人が住んでいる環境に合わせた備え(防災)をしないと意味がないということです。
そんな自分の”身近なリスク”を確認できるツールが存在します。
それが「重ねるハザードマップ」です。
重ねるハザードマップを開いたら、初めに上部の検索窓から自宅の住所を入力してみてください。
次に、画面左上の「洪水」「土砂災害」などにチェックを入れ、
”自分が今住んでいる地域がどんな危険性を孕んでいるのか”
それをしっかり認識しておきましょう。これによってこれから始める準備が大きく変わってきます。
各自治体が発行しているハザードマップの活用
先ほど紹介した「重ねるハザードマップ」に加え、各自治体が発行しているハザードマップも合わせて確認しておきましょう。
近所に住んでいる人にしか分からない情報や、詳しい情報が載っていたりします。
あれ??ハザードマップ、たしかに配られた覚えがあるけどどこにしまったっけ?
安心してください! 僕もどこに置いたか忘れてしまった一人です!!
そんな方は役所に行くともらえるはずですので、ハザードマップが欲しい旨を伝えてみましょう。
思い立ったらすぐ行動!!このブログでは皆さんがすぐに行動に移すように煽る表現が多くなると思います。
後回しにして得することはほとんどありません。意識が防災に向いている間に少しでも行動に移してもらえればと思います。
自分にしか確認できないリスク
ハザードマップでも確認出来ないことがあります。
それは、「倒壊しやすそうな家」「ブロック塀」「道の広さ」などです。
これは自分で確認するしかありません。一見災害のリスクが無いように見えても、地震が起きた際は家の倒壊などが当たり前のように起きます。古い家屋が道沿いにある場合、家が倒壊して道を塞いだり、瓦が落ちてくる可能性があります。
これは避難経路を確認するうえで重要になってきますので、ひとまずこの目線だけでも覚えておいてください。
避難経路の選定はまた別で取り上げたいと思います。
まとめ
- いきなり市販の防災バッグを買わない
- 身近なリスクを調べる。(重ねるハザードマップ、自治体発行のハザードマップ)
特に自治体発行のハザードマップは避難の時にも必要になります、しばらくは手元に置いておいてください。
僕と一緒に”順番に“準備していきましょう。
コメント